バリの良さは田舎にあり!!!
2016/04/17
今日はドイツからのお客様のご案内、
2日目です!!
今日は、バリ中部を巡りました。
まずは、Bangli(バンリ)県にあるKehen(クヘン)寺院へ。
あまり観光客が訪れる事がない寺院ですが、11世紀頃、バンリ王朝の国寺として建立されました。
当時の王朝の繁栄を示すかのような美しい彫刻と、
落ち着いた佇まいが、バリの歴史を感じさせてくれます!!
こちらは入り口の御神石です。
境内は、神聖な雰囲気が漂っています。
細部まで施された芸術性の高い彫刻は、一見の価値ありです。
どの彫刻も、本当に緻密で素晴らしいです。
バンリを後にし、向かったのは、Karangasem(カランアセム)県のSidemen(シドゥメン)です。
途中、道端で、採れたてのドリアンを売っているお店を見つけ、立ち寄りました。
ドリアンは、正しくはDurian(ドゥリアン)と言われ、Duriはマレー語でトゲを意味します。
「果物の王様」や「悪魔の果実」などとも呼ばれていて、
その独特な香りと食感は、大好きになるか、大嫌いになるか….両極端!!
また、その独特な香りから、ホテルや機内への持ち込みが禁止されているところも多いです。
東南アジア原産のドリアン、もちろんインドネシアでもたくさん生産されており、
バリでは、東部を走れば、道端に沢山の実をつけたドリアンの木が生えていますよ!!
奥様はフィリピン出身。大のドリアン好き!!
ドイツではなかなか味わえないドリアンを喜んで食べていらっしゃいました。
だいたい、1玉、200〜300円程で売られています。
ぜひ、バリに来たらドリアンに挑戦してみてくださいね。
大好きになるか….大嫌いになるか….あなた次第です!!
さて、ドリアンに舌包みした後は、目的地シドゥメンに到着。
シドゥメンは、静かで、バリらしさが残るエリアとして、西洋からのお客様に人気のエリアです。
美しい清流が流れる、穏やかな風景が広がっています。
棚田の景色もとっても素敵です!!!
ちなみに….Lilacitaのスタッフはみんな、このシドゥメン出身です。
今回、お客様がシドゥメンを訪れた目的は、もちろんこの美しい田園風景もなのですが、
一番の目的は、バリの地酒 椰子の焼酎 Arak(アラック)の製造を見てみたいという事でした。
バリ東部は、良質な椰子が採れる事から、古くからアラックの製造が盛んでした。
特に、ここシドゥメンは良質なアラックの生産地として有名でした。
昔は、嗜好品として、それぞれの家庭でアラックが手作りされていましたが、
時代が変わり….酒に関する取り扱いの決まりが変わり….
今では、生産者の数も減りました。
今でも、昔ながらの製法でアラックを作っている生産者のお家を覗かせて頂きました!!
椰子の果汁を蒸溜して、作られます。
こうして作られるシドゥメンのアラックは、アルコール度数50度程。
主に、地元の人々が嗜好品として買いに来ます。
お客様も1本(500ml)を購入されました。
シドゥメンからウブドに帰る途中、14世紀後半のレリーフが残る
Yeh Pulu(イェ プル)遺跡に立ち寄りました。
遺跡までの道。
木漏れ日が美しく、いい雰囲気です!!
レリーフは25mほどの長さの岩肌に5つの場面が彫られています!!
躍動感ある彫刻は、14世紀に作られたとは思えない程、生き生きとしています!!
遺跡にお供え物に来ていたお母さんに出会いました!!
お母さんと記念撮影。
地元の方々との触れ合いは、旅の思い出をより深くしてくれました。
抜けるような青空の下、バリ中部の自然と文化を満喫した1日となりました!!
Terima Kasih Banyak!!