世界遺産でもオダランです!!
2016/03/29
バリ ヒンドゥー教の総本山
Besakih(ブサキ)寺院と
時を同じくして、世界遺産のBatur(バトゥール)寺院でも華やかな建立祭(オダラン)が始まっています!!
大きな寺院のオダランは、一般的に24時間体制で参拝者を受け入れています。
そのため、普段はなかなか機会のない、
夜明け前の早朝や
深夜など
の参拝が出来るのもこの時期ならではのスペシャルです!!
今回は、早朝のバトゥール寺院へ。
Kintamanai(キンタマーニ)高原の冷たい空気、寺院の奥から上がって来る朝日、
とても神秘的で、心が震えるのを感じました!!
豪華なペンジョールの先に月が見えるのがわかりますか?
夜から朝へ変わっていく瞬間を寺院で味わうのは、最高に感動的です!!
こちらは正面の神様が通る門です。
参拝者は通れません。
夜が明けると豪華な装飾が姿を現しました!!
そして、朝日の光が降り注ぐ中、本殿で参拝です。
平日の朝6時過ぎ、それでもこの人数です。
バリでは、祈る事がどれだけ生活の中で大切にされているかを改めて感じます。
こちらはバトゥール寺院内の中国仏教の寺院です。
その昔、この地を治めていた王様と中国から渡ってきた高僧の弟子と結婚し、この仏教寺院を建てたと言われています。
バリ ヒンドゥーはインドから伝来したヒンドゥー教と中国から伝来した仏教が融合し、
独自の宗教観を生み出し、今に至るとされています。
参拝者はこちらの仏教寺院でも祈りを捧げます!!
祈りを捧げた後の人々が群がっている場所がありました。
寄付の受付です!!
寺院の保護や改修などに使われる寄付です。
こちらで寄付をすると、この3色の紐の御守りSridatu(スリダトゥ)がもらえます。
バリにいらした事がある方なら、目にした事があるかもしれません。
そうです。バリ人が右手首に巻いているものです!!
この3色は、
Brahma(ブラマ)=赤=火=創造神
Wisnu(ウィスヌ)=白=水=維持神
Siwa(シワ)=黒=風=破壊神
のヒンドゥー教の三大神を意味し、主に寺院を参拝した際にお守りとして受け取ります。
バリに来たら、ぜひ地元の人々の右手首をみて見てくださいね!!
多くの人々がこのスリダトゥをつけていますよ。
さて、年に一度のオダランの時は、いつもとは違った神秘的で、華やかで、賑やかな
雰囲気が味わえます!!
観光客としてではなく、参拝者として、オダランに参加してみるのも
深い思い出になると思います。
正装、お供え物はLilacitaがご用意いたします!!
ぜひ、バリでしか出来ない体験をしてみませんか??